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高瀬川アートフェスティバル 代表 藤森 哲朗


11月末~1月上旬が霜月、霜降月、神楽月、神帰月、食物月、末つ月など、まだまだたくさんの旧暦名が

あります。Novemberはラテン語で3月から数えて「第9」の月の意味らしいです。

この間10月24日には、西京区にある桂川イオン3階にある2畳ほどのガラス張りブースの「FMおとくに」で、ディレクター、山内アナ、アサヒ大山崎美術館長の大西さんと4人で一時間缶詰めで20分ほど自己紹介、京都アートカウンシル、高瀬川アートフェスティバルの話をしました。

少し話し足らない感じでした。後日、大西館長は高瀬川町家ぎゃらりーに来てくださったようです。謝々。

そして京都アートカウンシル共催の第1回京都高瀬川アートフェスティバルを11月9日~17日に開催しました。搬入時のことですが、毎年のように今回も三条小橋南側の安藤忠雄のブロックの建物の前に看板を設置することになっていたので、二人で川の中を移動していたら、ここを通らないようにとか、看板をここには置かないでくれとか、何人もいる威圧的な黒服姿の若いスタッフの中の女性が、声をかけてきた。こちらは毎年川中で展示をしていて、今年も高瀬川を管理している京都市の西部土木事務所にちゃんと許可をもらって

やっていると伝えた。代表をというので僕だと答えたら、「16日間イベントがあるから、その間安藤忠雄の建築の写真も撮る人がいるので、看板を前に置いてくれるな」と。黒服がたくさん居る方が異様ではないかと思ったが、高瀬川の環境に合う作品とか、雰囲気を壊すブロックとかは出来るのなら使わないようにと、実行委員会も出品者に言ってきたから、この看板は少々そぐわないと僕自身も思っていたので、とりあえず移動を決め

た。

後でルイヴィトンと知り、正に虎の威を借りヴィトンの皮を着た威圧的なスタッフのことかと、銀座じゃないのだからと問題に思いました。(もっとも来年の看板は何か考えましょう。)

今年の作品被害としては、川に入って僕の石作品が凹まされたり (本物と間違えたのかな?)

ザリガニのバケツが凹まされたり、タバコや石などが作品に置かれたりしました。(色付いた葉っぱものってました)

また川中の延長になるようにと、前々からギャラリーを押さえてもらい、「高瀬川アートフェスティバル in町家ギャラリー」の展覧会を同時開催しました。ギャラリー前の川中の展示などは出来ず残念でしたが、会場の壁面に作品を映してギャラリートークをしたり、偲ぶ会献盃した後には、参加者の皆さんと熱い話も出来て良かったです。また問題提起や前向きで建設的な話しをしましょう。

最後になりましたが、高瀬川アートフェスティバル搬入3 日前に、カウンシル会員の玉川義人さんが、ご自宅で心臓大動脈破裂のため突然亡くなられました。幹事を辞められた後も、京都アートカウンシルのいろんなことをサポートくださり、ありがとうございました。そして、ギャラリーでカスケさんと一緒に玉川さんのことも偲ぶ会をした次第です。ご冥福をお祈りいたします。合掌

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