新型コロナウイルスの第3波が猛威をふるっています。
医療崩壊も起こりかねない状態になっています。
京都アートカウンシルの新年会も中止をすることにしました。
多くの会員の皆さんと顔を合わせてお話が出来る大事な行事が、
中止に追い込まれることは断腸の思いです。
⬜️新しい生活に対応する準備が必要
世界ではワクチンの接種が始まりました。
ワクチンの接種が広まればコロナ騒動も少しは落ち着くとは思いますが、
コロナウイルスはその都度新型に変形していくので今後はコロナウイルスと
ワクチンとの追っかけっこが始まります。
私たちの自粛の生活は続くことになるでしょう。
今後の新しい生活様式を見通しながらそれに対応する準備が必要であると思います。
1960年代、人々の通信手段が徐々に手紙から電話にかわっていき、
より迅速に連絡が取れるようになり、コミュニケーションしやすくなっていきました。
近年では電子メールが普及して、さらにコミュニケーション手段が発達しています。
また昨今はLINEなどを使って、一対一ではなく複数の人達と同時に
コミュニケーションが取れるようになっています。
京都アートカウンシルでもいち早くリモート会議を取り入れるなどの対応を、
行ってきましたが、全会員の皆様が対応できているわけではありません。
LINEやリモート通信について理解をしてもらおうとスマホ学習会をしていますが、
なかなかついて来られない方も多く、本当に理解してほしいひとり暮らしの
方々に参加してもらえていません。
⬜️新しい時代、生活の転換にワクワクしよう
皆さんに思い出してほしいのです。
若い頃電話が普及して手紙が電話に変わり始めた頃、
「電話なんてダメだ、ちゃんと手紙をしたためないと」と話していた
大人の話を聞いて「古いなぁ」と思ったことはありませんか。
そうならないように、新しい時代に向かって進んでいきませんか。
出来るだけ多くの会員さんがLINEで繋がって、
日頃顔を直接合わせなくても挨拶をしたり四方山話をしたりしませんか。
今後もスマホ教室を開きますので、是非皆さんに参加を呼び掛けます。
リモート通信はこれからのコミュニケーションの決め手となるでしょう。
⬜️コロナ禍でも、めげない
さて、今年も1年が終わろうとしています。この1年は新型コロナ騒ぎで
大変な1年でしたが、京都アートカウンシルでは『アートのワクチン』と
銘うって新型コロナにめげない企画を開催してきました。
路地裏スケッチ展やうちわ展などは中止に追い込まれましたが、
同じ刻を生きる作家展では夏に京都市の文化芸術活動緊急奨励金をもらって
ウェブ展を開催し(現在も継続中)、11月には本展覧会を開催しました。
モメント展や密展など、若者が運営するアーティストユニオンを
応援する取り組みをしました。路地裏探検隊も継続して開催されていますし、
京の路地裏スケッチ会もこれらの状況に鑑みながら開催しています。
そういう意味では新型コロナウイルスに対抗して頑張った1年ではないかと思います。
残念ながら、コロナの 第3波の襲来によって新年会は中止に追い込まれましたが、
来年も引き続き新型コロナウイルスに向き合った活動を続けていきたいと思います。
スマホをうまく利用できるようになって、コミュニケーションの場を広げましょう。
去る11月24日~29日に第5回同じ刻を生きる作家展2020を
京都市堀川御池ギャラリーと同時代ギャラリーにて開催いたしました。
おかげさまで、京都市堀川御池ギャラリーには474余名、
同時代ギャラリーには232余名のご来場を賜りました。
両会場合わせて出品者は70名でした。
また、会期中、堀川御池ギャラリーにてお茶部会の植松美早さん、
米山啓子さんに「チャイの会」「茶箱茶会」を開いて頂くことができました。
本当にありがとうございました。
また来年も開催できるといいですね。
計画準備段階からの皆さんの積極的なご協力よろしくお願いします。
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