今年もはや、半年が過ぎました。旧暦では文月・秋初月(あきはづき)・女郎花月(おみなえしづき)とも言うぐらい秋なのですが、梅雨なのか猛暑なのか、まだまだ長い夏はこれからです。
新紙幣が発行され、見て触ると、工芸官の伝統の彫りの技術、紙の三椏(みつまた)とアバカ(マニラ麻)のすき入れ透かし技術、3Dホログラムの斬新な技術など、正に日本の伝統と革新を感じる次第です。伝統美術と現代美術とか、AIの世界とかを考えてしまいました。偽造防止とか言ってもこれから紙幣がどれだけ流通するか、詐欺や仮想コインやサイバー攻撃などで、どれだけだまされている日本。何が大事なのか初めから政治家にも、人間の本質を見極めてほしいものです。
「第9回同じ刻を生きる作家展」お疲れさまでした。正に同時代同次元に生きる人間でしか話しは出来ません。
今回会場でいろんな人と話しが出来、これが展覧会だと思いました。作家という言い方も自問自答して自己責任だと。
何が重要で何を優先順位に考えるか、限られた時間·限られた人間、展覧会も作品も最少で最高のことをやることだと思っています。
このところ、京都市立芸術大学(芸大)が行政の京都駅周辺の再開発事業の真っ只中にあり、いろいろと地元との関係など模索しているところなので、京都アートカウンシルも何か繋がりが出来ないか模索中です。
高瀬川保勝会は潮駝·立誠·永松·菊浜·崇仁·山王·陶化の7学区に加え、新たに芸大の保勝会が誕生しました。
崇仁や東九条の集まりに出ると、学区の垣根を越えて、高瀬川の流れで繋がり、高瀬川桜まつり、京都高瀬川アートフェスティパル、高瀬川音楽祭、蛍が飛び交う高瀬川、また二条から十条まで高瀬川祭を実現したいという、地元の意見もありました。京都アートカウンシルとしてもその考えに賛同しています。
芸大も京都アートカウンシルが今までやってきたような、アートと社会の関係をいろんな切り口で考えておられます。地域と協働する形で共に生き、何かを共有するためのセッションの講座として、文化庁の支援のもと、来年2月まで、「芸術と社会の交差領域におけるメディエーター育成事業【共生と分有のトポス】というややこしい名の企画が(10 個以上の講座、ワークショップ)があるみたいなので、京都アートカウンシルとしても繋がるものに参加したいと思っています。
ちなみに11月2日〜4日は、芸大祭ですが、カスケ
さんの屋台「温故知新」を思い出します。
しかし残念ながら酒なしのようです。時代ですかね?
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