仁和寺の塔頭 土塀の下の瓦紋を見る 妙心寺で
令和6年11月10日日曜日午後1時、いつものメンバーがJR花園駅前に集合しました。
11月にしては暖かすぎるこの日、地図やら飲み物やら齢ちゃんやらを持って出発します。
花園駅から少し来に歩いて丸太町通りを渡り、「大本山炒心寺」の看板を横目にさらに来へ行き、小さい橋を渡ります。
「御室天神川」です。さらに東にある木辻通という細い道を北に上がってみます。
今回のコースは御室周辺ということで、いつもの「「〜通りを歩く」ではないので思いつくまま行きます。ちょっと古い)
街道みたいな題はあるけれども、路地裏的にはもう一押し欲しい感じです。妙心寺道に出て、「妙心寺行きたい人〜」と募ってみまして、全員一致で妙心寺に向かいます。
提灯屋、ラーメン星,畳屋などが並ぶ通りに非常に立派な「花園中学高等学校」があり、この辺からすでに妙心寺の敷地といっていいと思います。
妙心寺の境内は、とにかく広くて立派。有料部分もありますが、通り抜けるだけなら無料です。山本新太郎さんが、「お気に入りの壁がある」と案内してくださいます。
とある漆哨塗の土塀の猫のほうに、瓦の板が使われているのですが、雨属で変色して1枚1枚が独特の味わいを出しているんです。「この1枚1枚がアート作品のようでしょう?」確かに、
さすが新太郎さん、素清らしい見立てをなさいます。
妙心寺の北側に出まして、仁和寺方面へ向かいます。この辺り御室一帯は、落ち着いた街並みであり有名な寺社もたくさんあるのに、観光客どころが歩いている人が少ないです。
仁和寺到着。いつ来ても仁王門に圧倒されます。境大無料のところを歩きます。少し紅葉が始まっていて、特に五重塔が臨める東の端が綺麗でした。
仁和寺の来といえば龍安寺ですが、ここは場内に入らず南のほうへ逸れていきます。この辺りが、「ザ・御室」な町並み日本庭園の中に邸宅が並ぶような風情。ものすごく静か。いったいどなたがお住まいなのか、さきほどまでの妙心寺や仁和寺界閥はまだまだ一般的であったと思えてきます。
それでもそういう地域はごくわすかで、北野白梅町駅へ近づくにつれ、普通の町並みになっていきました。
今回歩いたコースは、海外の観光客が少なくて歩きやすく京都らしさを感じることのできた味わい深いものでした。
路地裏的な発見は少なかったですが、美しかったところばかりを思い出してしまうような、すてきな小旅行でした。
京都路地裏探険隊隊長 松林まゆみ
次回(第104回)京都路地裏採検
2024年12月22日(日)午後1時)
地下鉄烏丸丸太町交差点 マクドナルド前集合。
上長者町通周辺を歩きます。
詳細・コースは「もちろん」未定。
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