秋になってもなかなか暑いのがおさまりません。最近は気候の変動のせいか異常気象が激しく、体調をコントロールするのに苦労しますね。お体にはくれぐれもご注意ください。まだまだコロナの勢いもおさまったとは言えません。
京都アートカウンシルでは立誠夏まつりの行事も終え、いよいよ念願の北陸遠足に向けて計画を練っていました。
計画を作成する段階で、交通手段をどうするかなど悩みましたが、JR北陸本線でまず金沢に行き、21世紀美術館などを見学してから、会員の長谷川浩さんが住む福井県の池田町に行くコース(池田町にはJR武生駅からレンタカー使用)を基本とし、アレンジとして直接池田町に向かうコースなども計画しました。池田町では長谷川浩さんオススメの宿で交流会、宿泊。近くの温泉にも行く予定です。翌日は、長谷川さんの工房を訪問し、楮刈り取り窯だき皮剥き作業の見学、それから、来年の春に野外展が開催される会場の下見などをする予定です。めったに行けないところです、ぜひ多くの会員各位のご参加をお待ちします。
京都アートカウンシルでは、以前にも池田町に行ったことがありますが、長谷川君らの奮闘もあり、高齢化が進むなかで人々の暮らしの工夫がよくされている地域です。生ごみを処理して肥料にしたり、エコな取り組みも盛んなようです。(詳細は本誌4,5ページをお読みください。)
ところで、10月から阪急阪神未来のゆめ・まち基金を活用して、京都現代アート研究しょが教室をはじめます。「現代アート」と一言で言っても何か定義づけ出来るのかと言えば簡単ではありません。誰かが定義しても、またその定義の解釈で、すったもんだしなければなりません。それなら、直に〈現代アートティスト〉と言われてる作家の手法を真似てみて、直感で現代アートを感じ取ろうとなりました。それが今回の企画です。ワークショップの他に講演会やシンポジウムを入れて議論も重ねながら現代アートを理解しようとする試みです。会員のみならず、若者を誘って参加していただけたら幸いです。若者をアッシー君にしてワークショップに参加するのが望ましいです。ワークショップの場所は僕のアトリエですから。(詳細は同封のチラシならびに本誌3ページをお読みください。)
京都アートカウンシル25周年記念誌作成委員会は順調な滑り出しを見せています。草野さんが几帳面に会報や写真を会期ごとにまとめてくれていました。記載する記事を大まかに抜き出し、今後は各部会の記事や例年行事、展覧会の記事をまとめていきます。できる限り多くの会員の皆様の手によって作り上げたいと思っていますので機会があればお手伝いください。
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