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深い悲しみにつつまれています。

             幹事長 宗由美子

 10月2日の早朝、京都アートカウンシル代表の貴志カスケさんが 薬石効なく逝去されました。

葬儀は京都アートカウンシル前代表の 藤森哲朗さん、日本画家の畠中光享さんの勤行により執り行われま した。

お通夜・告別式には多くの方が参列されていました。改めて、 貴志カスケさんの縁の広がりの大きさ、お人柄が偲ばれました。

また、 ご法名は藤森さんの命名で 「釈佳藝 (しゃく・カスケ)」 となられま した。(釈はお釈迦様の仏弟子を表しています。佳はカスケさんの本 名から、藝は読み方で 「スケ」 と読めるのです。)まさに一生を芸術 に生きたカスケさんにぴったりのご法名ですね。

 お葬式の会場で多くの方から 「まだまだ早い・・・」 という声が聞こえてきました。本当に 71歳での 旅立ちは早いですよね・・・。カスケさんも、まだまだやりたいことが沢山あったでしょう。実は来年 のお正月に発行されるある他団体への寄稿文を依頼されていたカスケさんの口述筆記のお手伝いを 病床で行っていたのですが、それはほとんど無理な状態の中で、かすれる声を絞り出して 「平和」「民 主主義」と言われた時は、がた本当に頭下がりまし。また、ある時 「芸術は深い」と言われたことも思い出します。

 恐らくそのキャラクターの濃さゆえ、カスケさんのことをよく知らない人から 『怖い』と思われて いたこともあったみたいでした。でも実際は全然そんなことはなく、優しくて、面白くて、面倒見が よくて、頭がかしこくて・・・。その反面、たしかにちょっと頑固なところもあったけど・・・。 

 そういう ところも含めて多くの方に愛されておられましたね。本当にいろんな意味で余人を持って代えがたい 存在のカスケさんがいなくなってしまったことは、京都のアートシーンにおいても、京都アートカウンシルの活動においても、もちろん私にとっても、とても残念で悲しく受け入れ難いことです。 現役の代表が亡くなるという事態を受け、私たち京都アートカウンシルは今後どうなっていくのでしょうか・・・。(これまでに経験のない事態だと聞いています。)

 京都アートカウンシル会員規約の第三章第16条の3に 「副代表は代表を補佐し、代表不在の場合 はその役を代行する」 と定められています。今期は副代表が選出されていませんので、第27期任期 満了までは、幹事長が代表代行を勤めさせて頂くこととなります。任期中は、微力ながら尽力します が、来年の春には幹事会の改選を控えていますので、その時に、どなたかにバトンをお渡ししたいと 思います。




第三章 役員 職務

第16条 代表は本会を代表し、会を統括する。

2

幹事は会の運営上必要な事項についての審議、議決をおこなう。

3

副代表は代表を補佐し、代表不在の場合はその役を代行する。

4

幹事長は本会の総務全般を統括する。

5

書記は本会の議事を記録する。

6

会計は本会の財務全般を統括する。

7

会計監査は、本会の経理を監査し、その結果を会員に報告する。

※ (第16条は元々項目が2から始まっています。)



第27期のこれからの行事予定

主催事業

京の路地裏スケッチ展 2023年10月19日 (木)~10月22日(日) 京都高瀬川彫刻展

2023年10月28日 (土) ~ 11月 5日 (日)

新年会 2024年1月上旬

会報発行 毎月1回発行

ホームページ、Facebookの運営 随時継続

第28期幹事選挙 投票 2024年4月

協力事業

第21回日韓美術交流展

2023年11月15日(水)~11月19日(日)

立誠高瀬川桜まつり 期日未定

皆さま ご協力よろしくお願いします。

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