top of page

挨拶 5月 貴志カスケ

青々とした緑が美しい季節です。

  京都アートカウンシルでは25周年記念誌が出来上がり、 関係 者の皆さんは胸を撫で下ろしているのではないでしょうか。 お疲れ様でした。

感謝しています。

 幹事会では息つく暇もなく今度は総会に向けての準備でおおわらわです。 総会が皆さんの力で成 功する事を祈っています。

文化庁が京都にやって来て、 これから京都の文化は活性化するかもしれません。 京都アートカウ ンシルもこれらに呼応しながらますます頑張っていきたいと思っています。

京都アートカウンシルは文化行政の悪い事にはチェックを入れて苦言を呈しますが、 行政を敵に 回しているわけではありません。 行政マンとはできるだけ仲良しになって、行政の中に食い込んで いく事が大事かなと思っています。

 僕たちを担当する行政マンは文化に習熟しているわけではでは ありません。それに彼らは何年かすると部署が変わるので、全くの素人を相手にしていると考えた ほうが良いのです。 もし、 高校の芸術科目で美術を選択していれば高校まで、そうでなければ美術 を学んだのは中学までと思っておいた方が賢明なのです。 故に美術を教えてあげるような立場で接 した方が摩擦が少ない事をやっと僕も習得しました。 それほど日本の文化行政が貧困なのでしょう ね。 文化庁の役人ともなると少しは違うかもしれませんが。 文化庁がやって来た京都の文化行政の 今後に少しは期待したいものです。

京都アートカウンシルは6月には「同じ刻を生きる作家展」を開催します。 今年も多くの方が出 品してくださることになりました。 どうぞご高覧くださいますと幸いです。

 また、私事ではありますが、 僕の体の具合を心配されている方もおられるので、状況をお知らせ します。 症状は以前とあまり変わりません。 貧血状態なので、 10m以上歩いたり、階段を登ると息 があがる感じです。 食欲はありません。

痛いとか苦しということはありません。

  この会報が届く頃 には退院していると思いますが、 今は入院しています。 免疫療法で点滴を打った後、 どのような症 状が出るかわからないので、 副作用が出た場合、 すぐに対処できるための入院です。 問題なければ 早期に退院できるでしょう。

  6月に入ったら僕の個展も開催します。 退院したら個展の準備で忙し くなります。 よろしくお願いします。


閲覧数:12回0件のコメント

Comments

Rated 0 out of 5 stars.
No ratings yet

Add a rating
bottom of page