年が明け、京都アートカウンシルの新年会が盛大に行われました。
清水忠さんが久々に顔を出され、
京都造形芸術大学の改名の問題について署名を訴えていかれました。
京都造形芸術大学の改名問題・・。
皆さんご存知でしょうか。
京都造形大学は、もともと創立当時は洋裁学校でした。
1991年に現在の4年制大学を開設しています。
AKB48を手がけた秋元康さんは、
教授として同校に所属していた時期があります。
「表現の不自由展」で芸術監督を務められた浅田彰さんは
一時大学院院長を務められています。
その京都造形芸術大学が2020年4月1日より、
「京都芸術大学」に名前を変更することになりました。
ちなみに、京都市立芸術大学という別の芸術大学があるのですが、
「名前が似かよる」などの理由で同校から大きな反発を招きました。
京都市美術館の命名権問題もそうでしたが、
京都のアートシーンの舞台になってきた場所や施設の名前が
どんどん変わっています。
我が国が紡いできた名前文化に親しむことから遠ざかり、
「名前」が積み重ねてきた歴史の重さに無頓着であったが故に
生まれてしまった命名のカタチではないでしょうか。
「京都市美術館」の改名
「京都造形芸術大学」の改名
名前が織り成してきた文化や歴史に対する無頓着さが、
どの程度現れているのやらと思うこの頃です。
カウンシルのメンバーの多くは改名に反対であると推察いたします。
皆様は如何でしょうか。
日本の名前文化が軽視される場面は、
このように意外と身近なところにあるものなのです。
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